今やどこの自治体でもゴミの分別は当たり前ですね。
昭和から平成初期にかけては、
どんなゴミも全部同じ袋に入れて、ポイ!でOKでしたが、
今はもちろんどこの自治体でもNGです。
分別の種類など細かさや厳しさには
地域ごとに違いがあるようですが、
ゴミは分別して捨てるのが当然のルールです。
ここでは、分別ルールについて取り上げてみたいと思います。
「日本一厳しい自治体ってどこ?」
「どんな風に分別しているの?」など、
皆さんが持っているだろう疑問にお答えします。
ゴミの分別は地域によって厳しいの?違う⁉ランキング上位は…
日本全国、1700以上の自治体(市町村)がありますが、
ごみの分別方法にはそれぞれ大きな違いがあります。
分別方法(種類)の厳しいところ、緩いところ様々です。
皆さんのお住まいの自治体ではどうですか?
厳しいですか、それとも緩いですか?
自分の住む自治体以外のゴミの分別方法って
意外と知らないですよね。
自分が実践している分別が別の自治体ではNGだったり、
逆に分別せずにゴミに出して良かったり…
ではごみの分別で特に厳しい自治体はいったいどこでしょうか?
それは…
徳島県上勝町
です。
以前テレビでも取り上げられていました。
こちらの上勝町では、なんと分別の種類が55種類にも上ります。
55種類ってそんなに分けられます?と思ってしまいましたが、
実際に上勝町の分別の様子をテレビで見ると、
住民の皆さんはきちんとルール通りに分別されているんですよ。
それも苦に思わず当然のこととして取り組まれています。
55種類の分別を楽しんでいる方もいて、
すごいなぁと感心してしまいました。
それだけ細かく分別したゴミ達は
しっかり資源として活かされています。
その資源化率はなんと85%以上。
生ごみはそのほとんどが肥料として
再利用されているそうですよ。
他にも上勝町ではゴミ収集車が
ゴミを集めて回るのではなく、
住民が自らゴミステーションにゴミを持って行って、
それぞれを分別して捨てるようになっています。
袋に入れて捨てるのではなくその場で
分別して捨てるのでごまかしも利きませんよね。
上勝町以外でゴミ分別が厳しいと有名なのは
神奈川県横浜市です。
横浜市でも分別の項目がとても細かいそうです。
あまりに細かくて悩んでしまう市民のために
『ごみ分別検索システムMIcitonary(ミクショナリー)』
というスマホでゴミの分別方法を検索できるシステムがあるほど!
検索しなければいけないほど、
分別方法に悩むなんて、確かに大変ですね。
誰でも簡単ゴミの分別!袋に入れるものとシールを貼るもの
実際にゴミはどのように出していますか?
大きく分けると指定のゴミ袋に入れて出す自治体と
指定のシールを袋に貼って出す自治体があります。
袋もシールも決められた金額で
購入しなければいけないところがほとんどです。
金額は自治体によって、大きな違いがあるようです。
私の住む自治体では可燃ごみの45L用が10枚で500円ですが、
高いところでは1000円を超えるところもあります。
高い金額に設定しているのは、
気軽にゴミを出すことを抑制する
(=ゴミの量を減らす)ためだそうですが、
ゴミ袋にこんな金額を出さなければいけないのは
納得できないと思ってしまうのは私だけでしょうか…
有料ゴミシール(処理券)も有料ゴミ袋と同じように
金額は自治体によって違います。
こちらはゴミを入れる袋は家庭で別に用意して、
そこにシールを貼って出す方法になります。
どちらの場合も名前を記入したり、
住所を記入して誰が出したゴミかを
きちんとわかるようにして責任を持たせるように
なっている自治体が多いですね。
ルール違反をしているゴミ袋は収集してもらえず、
再分別するように返却されてきます。
そうならないようにきちんとルールを守る必要がありますね。
まとめ
ゴミ問題は現代社会においてとても大きな問題です。
処分場や焼却施設の問題を始め、
分別せずに出したゴミのせいでスプレー缶が爆発して
大きな被害が出たりといったこともあります。
一人一人が決められたルールを守ることが何より大切です。
まずはお住まいの自治体のゴミ分別ルールを
確かめてみることから始めてみませんか?