ヘルスケア

いまさら聞けない!親知らずのあれこれ‼知らなかった抜歯後の痛み

親知らずを抜歯してきた!」と友人から話を聞くことが

度々ありますが、皆さんは親知らず、どうしていますか?

定期検診や虫歯の治療で歯医者さんへ行った時に、

「親知らず、抜いた方がいいですよ」

と言われたことはありませんか?

 

私は4本とも親知らずは生えていません。

2本は一部生えていて、残りの2本か完全に埋まったままです。

でも生え方が斜めだったり、隣の歯を押していたりして

あまりいい状態ではないみたいで・・・。

定期検診の度に「いずれは親知らずを抜いた方がいいですよ」

と言われています。

 

でも親知らずの抜歯ってかなり痛いイメージがあって、

できれば抜きたくないなと思っています。

でも残しておいても生え方が悪いので

どうしてもうまく磨けないため、虫歯になったり、

歯周病の原因になったりといいことが全くないそうです。

そこで私も覚悟を決めるために

親知らずの抜歯について色々調べてみました!

 

親知らずは本当に抜歯しなきゃいけないの?抜くべき歯ってどんなもの

 

親知らずなくてもいい歯なんですって。

生えていたとしても、横向きや斜めに生えていたり、

無理な生え方をして噛み合わせが悪く

歯として機能していなかったり、虫歯になっていたり・・・

こんな親知らずは抜歯しなければいけない歯です。

 

生え方が悪く、歯の一部しか顔を出していないような歯は

歯磨きがとても難しいんです。

歯ブラシが上手に歯に当たらないので、

どうしても磨き残してしまいます。

そうなると歯周病の原因になり、虫歯にもなります。

親知らずだけでなく隣の歯にも悪影響を与えて

虫歯にしっちゃったり、歯周病菌が歯を支える骨を

溶かしてしまう・・・なんて恐ろしいことにも

繋がってしまうのです。

 

でも虫歯になってもいなくて、歯磨きもしっかりできる

生え方をした親知らずなら、無理に抜く必要はありません。

今は歯の再生治療もできる時代なので、

いつか別の歯(臼歯)を抜かなくてはいけなくなったら、

その歯の代わりに健康な親知らずを移植することが可能です。

そういったいつかのために、

親知らず残しておくのも一つの選択です。

 

親知らずの抜歯後はこう過ごすべき!痛みを緩和するには。

 

そうは言っても、私のように抜歯した方がいい親知らずを

お持ちの方も多いのが現状です。

いざ抜歯した場合、一番気になるのは『痛み』です。

うまく生えていない親知らずは歯茎を切開して

抜かなきゃいけないですし、

それはかなり痛みを伴いそうですよね。

 

抜歯をすることで起こる『痛み』

その対処法について調べてみました。

 

歯茎を切開して抜歯をするので、麻酔が使われます。

抜歯の治療(手術)をしている時は麻酔が効いているので、

基本的に痛みはありません。ではいつ痛みが現れるのでしょう。

それは麻酔が切れた後、治療が終わって帰宅してからなのです。

 

親知らずの抜歯は多くの場合、歯茎を切開して歯を抜き、

その後当然切った歯茎を縫合します。

麻酔が切れるとこの傷口が腫れて痛み出すのです。

麻酔は多少個人差や使った量にもよりますが、

治療後2~3時間で切れます。傷口の腫れのピーク

翌日から翌々日だと言われていて、

痛みは治療から3日から長くて1週間ほど続くようです。

 

痛みを抑えるために、歯医者さんから鎮痛剤

処方されますので服用します。痛みを我慢するよりも

ちゃんと痛み止めを飲んで抑えられるものは抑えましょう。

他に抜歯後の過ごし方として、注意する点は次の通りです。

 

激しい運動お風呂で長湯アルコールの摂取NG!

体温が上がってしまうと血流がよくなって、

せっかく縫合した傷口が開いてしまうことがあります。

激しい運動は2、3日くらい控えて、

アルコールも傷口の腫れが治まるまではやめておきましょう。

 

その他、痛みが酷くなったり傷口から出血した場合は

必ず歯科医を受診しましょう。

自己判断で冷やしたり市販の薬を飲んだりすると

悪化することもあるようなので、きちんと診てもらって下さいね。

 

親知らずの抜歯はいくらかかる?気になる費用を徹底調査

 

親知らずを抜歯する場合、その費用は

いくらぐらいかかるのでしょうか?

口腔外科での治療(手術)になりますので、

高いのかも・・・と不安になりますよね。

私も親知らずを抜いた方がいいと言われた時に、

思わず費用について確認しちゃいました。

 

まず親知らずの抜歯は保険が適用されます。

なので3割負担(人によっては1割、2割負担の場合もあり)

になります。一部、矯正や美容を目的とした抜歯には

保険が適用されないケースもあるようなので、ご注意ください。

通常の親知らずの抜歯は保険適用範囲内です。

 

抜歯の前にまずあなたの親知らずがどんな風に生えているのか、

しっかり確認するためにCTレントゲンを撮って調べます。

その費用は個人負担分で1,000円~1,500円です。

 

実際に抜歯する場合、一般的なケースの

『麻酔をして歯茎を切開し、歯を抜く』治療(手術)で

個人負担の費用は3,000円くらいだそうです。

もし歯が横や斜めに向いて生えている時は

歯を支えている骨を削ったりといった処置が加わりますので、

費用も高くなり5,000円くらいになります。

 

あなたの親知らずがどのように生えているかによって、

多少費用は違ってくるようですね。

 

まとめ

 

私の親知らずは歯科衛生士さんにも先日

「あっても悪さしかしないから、抜いちゃった方がいいですよ。

抜いちゃいましょう」と言われました。

その時は「そうですねぇ・・・」と曖昧な返事を

してしまいましたが、確かにいつか抜かなきゃいけないなら

「今でしょ!」の精神で思い切った方がいいのかもと

今回調べてみて思いました。

 

痛みの対処法や費用についても調べることでクリアになり、

不安も減ったので今度こそ「抜歯します!」

と宣言しようかな・・・あなたも親知らず、

気になっているなら歯医者さんへいって相談してみて下さいね。