生きていくにはお金を稼がないといけないので
ほとんどの方が会社に勤めるなどして
お金を稼いでいるのではないかと思います。
しかし、転職だったり解雇だったり
様々な理由で会社を辞める時もありますよね。
そんな時、仕事を辞めるという事は
当然収入が無くなるということですよね。
収入はなくてもローンの支払いだったり、
生活費などいろいろな事にお金がかかるので
急に会社を辞める事になった際などは
困ってしまいますよね。
なので、日本には失業保険というものがあります。
これから勤めている会社を退社しようと
思っている方などは失業保険について
詳しく知っておく必要がありますよね。
なので、今回は失業保険でもらえる金額や
計算方法と期間などについて
紹介していきたいと思います。
失業保険とは
![](https://gotyagotya.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/失業保険_1.jpg)
失業保険とは、会社を退社した際などに
条件を満たしていれば
失業給付が受けられる制度のことです。
失業保険は、正しく言うと雇用保険のことであり、
雇用保険失業等給付の事を指しています。
昔は失業保険と呼ばれていたので、
今でも分かりやすいように失業保険と
表現する事が多いようですね。
失業給付を受けるには雇用保険に
1年以上加入していなければなりません。
じゃないと会社に入社してすぐやめて
失業給付を受けるということが
可能になってしまいますよね。
ただ、退職理由が自己都合や会社都合などによって
加入していなければならない期間が変わります。
自己都合で退社した場合は1年以上
雇用保険に加入していないと失業給付は
受けられませんが、会社都合で退社した場合などは
半年以上加入していれば
失業給付を受けることができます。
雇用保険は条件を満たしている場合は
会社側が加入させなければならない
という法律があります。
加入の条件は
「週20時間以上かつ1ヵ月以上継続勤務」となっています。
なので、アルバイトやパートであっても
条件を満たしている場合は会社側が
加入しなければならない事になっています。
失業保険の計算方法
![](https://gotyagotya.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/失業保険_2.jpg)
失業給付は、退職時の年齢、直前6ヵ月の給料、
在籍期間、退職理由などから金額が決まります。
失業給付は、勤めていた会社でもらっていた給料の
50%~80%がもらえるようになっています。(上限あり)
金額の計算方法はまず、退職する直前の6ヵ月間に
もらっていた給料の1日あたりの平均賃額を計算します。
6ヵ月の給料総額 ÷ 180日 = 賃金日額
となります。
次に、退職時の年齢と賃金日額から
基本手当日額というものを求めます。
基本手当日額とは、1日あたりに
もらうことのできる失業手当のことです。
基本手当日額 × 給付日数
が給付を受けられる金額になります。
失業給付が受けられる期間
![](https://gotyagotya.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/失業保険_3.jpg)
給付を受けられる日数は、
雇用保険に加入していた期間や年齢、
退職理由などで決まります。
給付日数は、90日から最大で
240日となっています。
ただ、求職困難者(身体的障害などにより
就職が困難だと思われる方)などの場合は、
最大で360日となっています。
失業給付は、退職理由などによって
給付の開始期間に違いがあります。
通常は、手続きをして受給資格が認められると
7日間の待機期間後に給付が開始されます。
(待機期間中は失業手当は給付されません)
懲戒解雇や自己都合で退職した場合は、
3ヵ月の給付制限があるので
その期間は受給することができません。
退職理由などによって条件が
いろいろ変わるので注意が必要ですね。
ただ、失業給付を受けるには求職活動をして、
4週間に1度ハローワークに行き、
求職活動の状況などを報告しなければなりません。
なので、受給資格を認められたからといって
家でゴロゴロしていては失業給付を
受けることはできないので注意しましょう。
まとめ
![](https://gotyagotya.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/失業保険_4.jpg)
失業給付は、受給資格があっても
いろいろ手続きをしたりしないと
もらうことができません。
なので、条件を満たしている場合は
ちゃんと手続きをして受給しないと損ですよね。
自分は会社を辞めるつもりがなくても、
何が原因で会社が倒産してしまったりするか分かりません。
なので、失業保険のことなどについて
知識を深めておくのは、いざという時のために
大切なのではないかと思います。