日本の伝統的な衣装の中には浴衣というものが存在します。
夏になればかわいい・きれい・渋い…
たくさんの味のある浴衣を着てお祭りに出かけたり、
花火をしたりと夏を感じさせるひとつの要素になりますよね。
みなさん、浴衣の生産地って意識したことありますか?
じつは、静岡県は浜松、うなぎの他にも浴衣の生産地として
有名だそう!日本の浴衣のおよそ半数は
浜松で取り扱われているんですって!
これは意外とみなさん知らないのではないのでしょうか?
今回は浜松で生産されている
注染(ちゅうせん)浴衣についてご紹介します!
目次
注染ってどんな染め方なの?浴衣の特徴は?
そもそも「注染」とはどんな染め方でしょうか?
注染とは、職人さんがひとつひとつ手作業で染める
手染めの手法で、折り重ねた浴衣の生地の上から
ジョウロに似た道具で染料を流し染めていく方法のことです。
もちろん、手染めですから2つと同じ浴衣は生まれません。
当然のことですが、手染めですので、
お値段も海外製のものよりも値が張ります。
ですが、この注染の浴衣…プリント浴衣とは比較にならないほど
美しく素晴らしい出来ということです!まさに職人技ですね!
また、このようにひとつひとつ手作りで作られる
浜松の注染浴衣は通気性が良く、肌触りもやわらかく
優しい風合いが特徴です。見た目の優しい風合いどおり、
着心地も素晴らしいものなんですね。
アンティークの味わい?注染浴衣はとっても長持ち!時代に取り残されないレトロな風合いと着れば着るほど育つ味わいが人気
注染の歴史は大変古く、その技術は静岡県の
「伝統工芸」として保存されています。
また、先ほど触れたとおり着心地も素晴らしいのですが、
その素晴らしい着心地には理由があり、
生地の質感・縫製も手縫いでしっかりしていることが理由です。
なので、注染浴衣は非常に長持ちするので、
年数が経ったアンティークに近い年齢の浴衣も着られるんです!
これってすごいことですよね!
近年では、母親や祖母が着た振袖や袴を娘や孫が
成人式や卒業式などで着る、というケースがありますが
浴衣も同じで、仕立てや染めがしっかりとしているものは
世代年代を超えて愛され、いろんな方に着てもらえることが
できるんですね。職人の方の技術に頭が下がります。
アンティーク調の注染浴衣は種類が様々!レトロな柄やモダンな柄など、魅力満載のオンリーワン浴衣がそろい踏み!
とはいっても、最近は安くていい浴衣も多いし
ひとつひとつ手染め・手縫いなんて新品でも絶対高いに
決まってるのにむしろアンティーク浴衣なんて…
とお思いの方も多いと思います。確かに、海外産の浴衣は
ワンタッチ作り帯で着やすく、かつ柄も現代的なものが多いうえ、
安価で着やすいものが主流です。
ですが、この着物の魅力は値段ではありません!
「手染め」だからこそできる「裏面」のしっかりとした染め上がり
「手縫い」だからこそ出る優しい着心地の風合い
「長持ち」するからこそ出るレトロ感と新しさ
これらは注染浴衣の魅力のほんの一部です。
この良さは、やはり着た人にしかわからないと思います。
注染浴衣は「大人の浴衣」と言われることもあるそうです。
「大人」になった今だからこそ、いいものの価値がわかるはず。
今や日本でも片手で数えれるくらいしか
注染の職人さんはいなくなってしまったそうです。
職人さんが丹精込めて作った浴衣、一度みてみると
その魅力を感じることができるかと思います!
といっても、やはり見た目は大事!
気にいる柄や色がなければ着たくなりませんよね?
https://himenorumi.net/?mode=cate&cbid=2417939&csid=0
みてください、この柄や色の豊富さ!というか、
アンティークという言葉で思い込みがあったのですが
レトロな花とか金魚だけじゃなくてモダンな幾何学模様や
花模様もあります!これ、意外じゃないですか?
というか、めちゃくちゃ可愛い…!注染浴衣の魅力、
この商品画像だけで少し伝わってくるのがすごいですよね?
年齢問わず誰でも着れる柄がたくさんあるので、
長く愛されてアンティーク浴衣になるのもうなずけます!
やっぱり女性って昔から綺麗なものや可愛いものが
大好きだったんだな〜♪と思いをはせてしまいますね!
もちろん、量産されている浴衣と比べると
値段が全然違うのははっきりとしていますが…
でも、こんな可愛い浴衣、もし自分で手にしたら
「来年も再来年も着たい〜!早く夏にならないかな?」
って思っちゃいますよね!
浜松の注染浴衣の魅力、少しでもつたわりましたか?
たくさんの浴衣を毎年変えて着るのもおしゃれですが、
ひとつ、いい浴衣を買って毎年毎年自分と同じように
一緒に年を重ねていける浴衣、そんな浜松の注染浴衣を
1着いかがでしょうか?