「日経平均株価」とは、ニュースで耳にする事も多く、
意味は分からなくても聞いた事はある
という方が多いのではないでしょうか。
日経平均株価とは何か、初心者にも
分かりやすいよう、簡単に説明していきます。
日経平均株価とは?初心者向け!
日経平均株価とは、東証一部上場している企業から、
日本経済新聞社が独自の基準をもとに
選んでいる225銘柄に関する平均株価を指します。
日経平均株価は1950年9月から、
算出されるようになりました。
1950年の段階では「東証修正平均株価」と呼ばれ、
東京証券取引所が計算をしていたのです。
その後1970年に、日経グループが
行うようになりました。
現在は15秒の間隔で
平均株価が算出されています。
経済情報として、ニュースでも
耳にするワードですね。
日経平均株価は、225の銘柄を
足して割るという方法で
平均値を出しているわけではないのです。
まずは「みなし額面」に修正し、
株価を合計します。
「除数」で割って小数点以下3位を
四捨五入した数字が日経平均株価です。
日経平均とは何なの?計算方法は?
株式には、「額面」と
呼ばれるものが存在しています。
額面とは、会社設立時に株式を
発行した際の一株の価格を指すものです。
額面には20円、50円、500円、50,000円とあるため、
足して割っただけでは平均値を
算出する事ができないということですね。
2001年に、額面制度がなくなったことで、
「額面にみなして」計算するため、
「みなし額面」といわれています。
株価×(50円÷みなし額面)で計算し、
除数で割って計算するのです。
リアルタイムの除数は、日経平均株価の
「ファクトシート」で確認します。
少々難しく、面倒な計算方法ですね。
個人で計算をする必要はありませんが、
計算方法を頭の片隅に入れておいても良いでしょう。
日経平均株価の簡単な見方とは?
新しい株の取引を行うためには、
購入すべきタイミングを見極める必要があります。
そこで使用するものがチャートと呼ばれ、
過去の株価値動きや記録をグラフで表したものです。
長期的に見た際に利益が出ると予想できる株を
見極めるために必要となるのが、
リアルタイムチャートなのです。
ローソク足で上昇・下降トレンドを確認し、
移動平均線で過去の終値の平均もチェックします。
簡単な見方としては、上昇であれば買い、
下降であれば売りでエントリーするという事でしょう。
また、長期の投資家がチェックしている13週と
26週移動平均線も確認しておくことがおすすめです。
チャートに表示されるグラフの意味が分かり、
見慣れる事で簡単に株価を確認することができますよ。
日経平均株価の計算方法は複雑
日経平均株価は、ニュースや
新聞で確認することができます。
計算方法なども分かると、日経平均株価の
見方も変わるのではないでしょうか。