新しい年を迎えて三が日は忙しい時間を過ごすお正月。
新年の挨拶から始まりお年玉や美味しい料理と次から次へと
正月のイベントが盛りだくさんですよね?
普段、なかなか会えない親戚などが挨拶にきたりと新年から
賑やかになります。
その正月も落ち着きムードが出てきた頃にあるイベントとして
『鏡開き』があります。
子供の頃に、飾ってあった鏡餅を雑煮やお汁粉にして食べる
事が楽しみでしたよね?
でも、鏡開きっていつするのか知ってますか?
そこで意外と知らない鏡開きに関して調べてみました。
鏡開きのイベントはいつ?大阪でお正月を楽しむために
正月も落ち着いてきた頃のイベントに鏡開きがあります。
鏡餅は日本の正月には欠かせない食べ物でもあり飾っていた
鏡餅を下げたら雑煮やお汁粉などにして食べましたよね?
神仏へ感謝をし、家族みんなの健康を願って行う日本の習慣では
ありますが、その鏡開きを行う日は全国で同じと言う事では
ありません。
地域によって日にちに若干のズレもあり大きく分けると関東と
関西でも変わったりします。
もし関西にいて鏡開きのイベントを楽しむにはどうしたら
良いのか?
■ 大阪で鏡開きを楽しむには?
鏡開きはお正月に歳神様へお供えした鏡餅を下げ雑煮や汁粉
などにして食べる習慣の事です。
全国のどこにいても鏡開きはあります。
そもそも歳神様へお供えした鏡餅を食べる理由が分からないと
言う人も居るでしょう。
それは歳神様が鏡餅に宿ると言われているからです。
歳神様が宿ってると言われる7日間は飾っておき下げる事も
食べる事もしません。
その期間の事を〝松の内〟と言います。
松の内が過ぎて歳神様を送りになった後に歳神様の力が宿った
鏡餅を頂く事で、その年の家族の無病息災を願う祈りを
します。
ですが、この行事は地方によって若干の違いがあり鏡開きの
時期が違うところもあります。
大阪では鏡開きを楽しむのはいつなのか?
《関東と関西では鏡開きの日が違う》
一般的な鏡開きは1月11日に行われる事が普通です。
なので関東では松の内が終わり11日になると鏡開きをして
雑煮や汁粉を楽しみます。
これは全国的に1月11日かと言うと少し違います。
関西では11日ではなく多くは15日に行う事が多く関東とは
少し違います。
これには理由があります。
本来の鏡開きは『二十日正月』と言って20日に行っており
ましたが、20日は徳川三代目将軍の月命日と言う事で関東
では11日で統一されました。
ですが関西では広まらず15日の小正月までだった名残が
今でも残ってるとされてます。
この事から関東と関西では鏡開きの日が違うとされてます。
《鏡開きでの鏡餅の楽しみ方》
鏡開きでの楽しみと言えば雑煮やお汁粉ですよね?
いつでも食べられるものですが正月に食べる雑煮やお汁粉は
一段と美味しく感じます。
でも、いつも同じだと飽きてきますよね?
そんな時は雑煮や汁粉以外の方法で楽しんではどうでしょう?
そのまま焼いて食べても良し。
鍋に入れて食べてもよし。
人によって好みがあるので好きな食べ方で鏡開きをするのも
新しい正月の過ごし方かも知れません。
《大阪でも鏡開きを楽しみたいなら?》
大阪でも鏡開きを楽しみたいなら鏡開きの日が違う事を利用し
雑煮や汁粉は関東で楽しみ、他のアレンジしたのは大阪で
楽しむなどすると良いでしょう。
大阪ならではのお好み焼きの上に鏡餅を乗せて食べるなどの
方法もあります。
関東の鏡開きはいつ?名古屋では1月11日にやるってホント?
関西の鏡開きは15日だからと関東で鏡開きを終わらせて
関西でも楽しもうと愛知県に向かったら鏡開きが終わってた
なんて事はあると思います。
関西圏の鏡開きは15日と大きく言いましたが全ての近隣の
県が同じだとは限りません。
大阪の方では15日ですが隣の県の京都では4日が鏡開きと
言われています。
では、同じ関西圏の名古屋はどうなのか?
大阪と同じく15日に行うのかと言えば違います。
名古屋の方は基本的に11日に鏡開きをするところが多く
なります。
ごく一部の大阪などから移住してきた人達は15日に鏡開きを
しますが名古屋は一般的な関東と同じ日に鏡開きをします。
まとめ
正月のイベントとして鏡開きについてまとめました。
鏡開きについてのまとめは
※ 関東と関西では鏡開きの日が違う
※ 鏡開きの餅の楽しみ方はいろいろある
※ 同じ関西圏の名古屋は関東と同じ日にちに11日
ついつい食べ過ぎてしまう雑煮や汁粉。
その年の家族の健康などを願いながら食べる風習がありますが
必ずこうしなければならないと言うものでもありません。
美味しいので食べ過ぎてしまうと思いますが、本来は家族の
無病息災を願って食べるものですので食べすぎには注意して
鏡開きを楽しみましょう。